心臓病の大半は、誰でもなりうる生活習慣病

「心臓病」と聞くと、多くの人が胸を押さえて絶命するような重篤な病気だと考えてしまいます。しかし、心臓病の多くは喫煙や肥満、生活サイクルの乱れが積み重なることによって発症する生活習慣病の一種なのです。生活習慣病として高血圧や血管の梗塞があるのはよく知られていますが、そういった症状が心臓に負担をかけて異常をきたしたものを総称して「心臓病」と呼ぶのです。言葉の響きだけではイメージしにくいかもしれませんが、心臓病は現代人の大半がかかりうる身近な病であると言えるでしょう。

突然死?瞬間死?心臓病の死亡で使用する表現

一方、心臓病の中にはその響きのイメージ通りに、症状が出てから程なくして死去してしまうような重篤なものもあるのは事実です。よくドラマなどで「うっ!」と胸を押さえた人が倒れてそのまま死んでしまうというシーンは、誰もが見たことがあるでしょう。そのような場合に使う死の様態としては、いくつかの表現があります。心臓病発症後24時間以内に死去した場合は「突然死」、それよりも短い場合は「瞬間死」と呼ぶように医学界では定義されています。また、「心破裂」という表現がとられた場合は、心筋が破れて破裂し瞬間的に絶命していることを表します。

心臓病は性格改善で予防できる!

心臓病の多くは生活習慣病であるため、規則正しい生活、バランスのとれた食事、適度な運動などで予防することができます。また、ストレスが原因であるということもよく知られていますが、現代社会において完全なストレスフリーの生活を送ることはもはや不可能でしょう。では、ストレスを原因とする心臓病は全く予防できないのかと言うと、そうではありません。人間はストレスを感じると交感神経が働いて血圧が安定しなくなり、その結果血流が心臓に負担をかけるために心臓病が惹き起こされます。従って、ストレスに対してよりセンシティブにならないよう性格改善を行うことで、ストレスを原因とする心臓病を予防することができます。

冠動脈バイパス手術の方法は、心停止下手術と心拍動下バイパス手術の2つがあります。心停止下手術では人工肺装置が使用されますが、心拍動下バイパス手術では使用されません。